法隆寺 廻廊

中門の左右から五重塔、金堂を囲むように流れている廻廊があります。国宝にも指定されており、東廻廊の長さは42間(約76m)、西廻廊の長さは40間(約72m)という長い廻廊となっています。

その廻廊の造りは、庭側はエンタシスの柱が並び吹き放ちになっており、外側は壁とされ連子窓が均等に配置されています。

法隆寺西院の廻廊

法隆寺は、本来中門を通ると右に金堂、左に五重塔が東西線上に配置されていましたが、平安時代に、講堂と経蔵、鐘楼(しょうろう)が廻廊で結ばれる構成になったとされています。

連子窓は、縦に細い木をはめ込んで作られている窓で、日の光を微妙に変化させてくれる特徴があり、日々違った表情を見せてくれます。

エンタシスの柱は、上の部分と下の部分が少し細くなっているデザインの柱のことで、法隆寺のエンタシスの柱には檜(ひのき)が使われています。

中門から廻廊を東側に回ると、鐘楼、大講堂への進み、西側に回ると経蔵、大講堂への順に進んでいきます。法隆寺の中門通るとすぐに五重塔へ行きたくなりますが、ゆっくり廻廊を回って、五重塔や金堂を別の視点から見てみるのも面白いです。