法隆寺 西院 中門 仁王像
法隆寺の参道をゆっくりと北に歩いて行くと、法隆寺の総門にあたる南大門があります。

南大門は、法隆寺の西院と東院への入口となり、すべての人の出入りをここが担ってきました。その南大門を通ると、その先に飛鳥建築様式で建築された国宝の中門が見えてきます。
中門の柱は、ローマ時代の建築で見ることができるエンタシスの柱を思い浮かべるデザインとなっており、人々の関心の中心になっています。
中門の特徴として入口が2つあることです。入口という証明もありませんが、なぜ通りが2つあるのかは未だ謎になっており、法隆寺の見解は、1つは五重塔へ、もう1つは金堂への入口だったのではないかと言われています。

中門のもう1つの特徴は、皆さんもご存知の「金剛力士立像」です。金剛力士立像は、中門の左右に中門を通る人の心を見透かすような眼光で訪問者を待ってます。
- ☆中門に向って右側の仁王像☆
- 金剛力士立像 阿形
高さ 379.9cm>/dd> - ☆中門に向って左側の仁王像☆
- 金剛力士立像 吽形
高さ 378.5cm
金剛力士立像は、一般的に「仁王様」として親しまれており、奈良時代の仁王像は日本でも3体のみになります。金剛力士立像は、五重塔の塔本塑像(とうほうんそぞう)と同様に西暦711年に造られました。
金剛力士立像は、昭和36年の大修理以外にも何度か修理を行われており、1300年前の歴史を見れるのは、黒色をした金剛力士立像の上半身です。