英彦山の野鳥
アカショウビン †
愛鳥家にとってあこがれの鳥といえます。巣の周りにカメラ砲列ができるほどです。
しかし、繁殖のじゃまになることもあり問題になっています。
カワセミの仲間ですが深林性の鳥でカエル、トカゲ、サワカニ、セミなどをおもに捕って食べます。
コルリ †
英彦山地では渡りの途中、運がよければ出会えることがあるかもしれません。
コマドリに似たような声でチッチッチッ・ヒンリリリージッジッジッとかん高い声で囀ります。
成鳥の背面の青色は特に美しいです。
ヤイロチョウ †
この鳥に出会うにはよほど運がよくないと見る事も声を聞くことも出来ません。
鳥見歴四十年になりますが、三回姿を見たにすぎません。
もう一度、新緑の中で撮影をしたいと思っています。
コノハズク †
声のブッポウソウと言われています。
ブッキョキョー・・、ブッキョキョーと大きな声で鳴きます。
残念ですが英彦山地では年々渡来数が減少しています。
キビタキ †
見るからに南方系の感じがする小鳥です。
ピッポロピィ・ピッポロピッィ・チッチッと囀ります。
オオルリと並んで英彦山の代表的な小鳥です。
コマドリ †
数十年前に北岳山頂付近でヒンカラカラーと
美声を聞くこともあったのですが
今では聞くことも見ることもできなくなりました。
ルリビタキ †
この地方では冬鳥として本州より南下越冬します。
小春日和の日などでは小さな声で囀る事もあります。
冬の青い鳥として人気のある小鳥です。
ブッポウソウ †
姿のブッポウソウと言われています。
鳴き声はゲゲゲッと名前とはちがった声で鳴きます。
英彦山では見ることが出来なくなってしまいました。
カケス †
声はジャージャーと鳴き、
よい声とは言えませんが美しい鳥です。
他の鳥の鳴き真似をします。
警戒心が強くなかなか近づけません。
冬季、ドングリをいろいろな場所に隠す習性があります。
オオルリ †
声も姿も美しい鳥です。そのため密猟の対象になっています。
残念な事です。英彦山地では渓流沿いの梢で囀っている光景を見ることが出来ます。